真央、涙の倍返し!有終自己ベスト
2014年2月22日
前日のSPではジャンプすべてに失敗し、16位に沈んだ。「あんなに練習したのに、どうして」‐。気持ちは迷路に迷い込んだ。朝の練習後には涙も流した。出口はなかなか見つからない。それでも最後は自分を信じ、扉をこじ開けた。
バンクーバー後は全くトリプルアクセルが跳べなくなった。周囲の期待が重圧となり、期待に応えられない自分を責めた。スケートから離れようと思うことも増えた。ただ、どんな時でも最後は逃げずに立ち向かった。「どんなに辛くても、試合はやってくる。自分が浅田真央であることからは逃れられない」。そう自分に言い聞かせてきた。人生最高の大一番。最後の最後に真央が真央であることを証明した。
「最後の五輪」と位置づけた2度目の夢舞台。金メダルには届かなかった。それでも達成感、充実感が真央の体を駆け巡っていた。「やりきったという気持ち。4年間やって良かった」。誰よりも氷の上に立ち続けた。誰よりも転び、誰よりも跳んできた23歳のスケート人生のエピローグ。銀盤のヒロインはまぶしい笑顔で、夢舞台に別れを告げた。
五輪ニュースニュース
- 東北運動記者会大賞に羽生選手(5月1日)
- 日韓の観光交流促進を(4月29日)
- 高橋大輔がアイスショー出演へ(4月28日)
- 葛西選手ら被災地児童と交流(4月28日)
- 羽生選手パレードに9万2千人(4月26日)
- 五輪金の羽生が「最優秀」(4月25日)
- 首相、羽生選手らに記念品(4月25日)
- 羽生「金メダルが希望の象徴に」(4月24日)
- 高橋大輔選手、地元でW受賞(4月24日)
- 葛西選手「4年後は金目指す」(4月23日)
- スピードスケート穂積が引退会見(4月22日)
- キムヨナさんが980万円を寄付(4月21日)
- フィギュア高橋が来季休養(4月21日)
- スピード穂積が現役引退(4月21日)
- トップ選手地域で支える仕組みを(4月21日)
- スノボ女子ソチ5位の岡田が引退(4月21日)
- スケート女子長距離、石沢が引退(4月18日)
- キム・ヨナの不服申し立てを受理(4月16日)
- 荒川静香さん妊娠3カ月(4月16日)
- 41歳の葛西「平昌で金」と意欲(4月16日)
- スケート、小平がオランダで活動(4月16日)
- 羽生選手のパレード、資金不足(4月16日)
- NYで長野五輪のトーチを巨大化(4月14日)
- 新強化部長に湯田、川崎氏を推薦(4月13日)
- 五輪銅の竹内選手が地元パレード(4月13日)
- モーグル上村さん引退セレモニー(4月13日)
- モーグルの伊藤みきが右膝手術(4月11日)
- 浅田、羽生にギネス認定証(4月11日)
- ジャンプ竹内に長野市民栄誉賞(4月11日)
- 羽生と浅田をギネス認定(4月10日)
- カスパー氏を新会長に選出(4月9日)
- 柔道など冬季五輪移行案に反発(4月8日)
- ジャンプの葛西紀明選手が結婚(4月8日)
- フィギュア羽生、浅田らに大歓声(4月7日)
- フィギュア羽生が満票で初受賞(4月7日)