ソチ入りヨナ、ライバルは眼中になし
2014年2月14日
時差調整のため、当時はカナダを拠点としていた２０１０年のバンクーバー五輪よりも、早めの現地入り。「この日を心待ちにしていた。とうとうソチに来た。あと１週間、よく準備できると思う」と、仕上げに自信を見せた。
団体戦ではロシアの１５歳のリプニツカヤが、ＳＰ、フリーとも圧巻の演技で高得点をマーク。金メダル候補に躍り出たが「そういう雰囲気は選手にとって良くない。私も人間ですから」としつつ「別に構わない、まだ私は試合も、練習すらしていない。大事なのは自分の滑りをすること。あとは試合の日の運。運に身を任せた方が気が楽」と、キッパリ言い切った。
ロシアの大声援も「バンクーバーの時も私のファンは少なかった。ロシアの選手が終わった後も声が大きいのは気になるが、試合の時は常に世界中の人が私の演技を見ていると思っている」。ロシア優位のジャッジが続いているとの声にも「フィギュアスケートというのは、スピードスケートと違って記録ではない。試合によってジャッジは変わる。私ができることをやるのが大事」と、意に介さなかった。ともに集大成の五輪を迎える日本の浅田真央についての質問は出なかった。
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