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長島&加藤完敗“お家芸”崩壊危機

2014年2月12日

 メダルに届かず悔しそうな表情を見せる長島圭一郎(撮影・飯室逸平)

 メダルに届かず悔しそうな表情を見せる長島圭一郎(撮影・飯室逸平)

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 スピードスケートの中で“お家芸”と言われてきた日本男子短距離が崩壊の危機だ。加藤は28歳で、長島は31歳。4年後の平昌五輪で、ともに状態を維持できるかは微妙だ。今大会の代表は2人に加え、33歳の及川、27歳の上條と、若手がまったく育っていない現状もある。15位に終わった及川は「どう速くなるか、どう強くなるかを日本スケート界全体で考えないといけない」と危機感を募らせた。

 「金メダルは絶対だった。応援にきてくれた人に申し訳ない。旅費を全部払いたいぐらい」と長島。自嘲するように話した目は、虚空をさまよっていた。

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