丸川五輪相「コメントは差し控えたい」 バッハ会長有観客要望に
丸川珠代五輪相(50)は16日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が新型コロナウイルスの感染状況が改善した場合は有観客を検討してほしいと伝えていたことについて「コメントは差し控えさせていただきたい」と述べ、明言を避けた。閣議後の定例会見で発言した。
14日に開かれた菅義偉首相との会談で、IOCのバッハ会長が感染状況が改善した場合は有観客を検討してほしいと要望したと報道されている。
これについて、同席した丸川五輪相は「発言については、冒頭の発言、その後書面で皆さまにお示しがあったと思いますが、それ以上の内容についてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います」と述べ「(有観客の要望に関する)そういう報道があったことは承知しております」とだけ語った。
また1週間後に迫る東京五輪へ向けては繰り返し「安全安心な大会の実現に向けて取り組んで参ります」と語った。