いじめ問題で辞任の小山田氏 パラリンピック開会式音楽も担当 組織委「当然手を引く」
東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、過去に雑誌で障がい者とみられる同級生をいじめていた過去を告白していたことを問題視されていた五輪開会式作曲担当のミュージシャン小山田圭吾氏の辞任を発表した。
組織委の武藤敏郎事務総長は「小山田氏の楽曲については開会式では使用しない」と明かした。小山田氏は開会式担当の4人の作曲家の1人で、開会式オープニング映像とともに流れる4分の音楽を担当した。
また、8月に開幕する障がいを持つアスリートの夢舞台・パラリンピックの開会式音楽の担当が決まっていたという。「パラリンピックにも関与する予定だった。当然、今回の辞任で手を引くことになる」と、説明した。