歩くことにこだわった長嶋氏 松井氏に支えられ 式典統括の日置氏も感動「心打たれた」
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「東京五輪・開会式」(23日、国立競技場)
開会式終了後、演出を統括した日置貴之エグゼクティブプロデューサー、聖火ランナーを務めたレスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里らがオンラインで会見した。
聖火リレーでは王貞治氏、長嶋茂雄氏のONに、松井秀喜氏というプロ野球のレジェンドを起用。理由について日置氏は「レジェンドということがすべて。日本のスポーツの中で大きな意味を占めている方々。1964年の世代から、我々の世代まで誰もが憧れるヒーロー。3人揃った姿は夢のようだった」と説明した。
体調が懸念される長嶋氏だが、今回の聖火リレーでは自らの足で歩くことにこだわったという。愛弟子の松井氏に支えられながらゆっくりと歩を進め、盟友の王氏とともに次の走者へ繋いだ。日置氏は「自らの足で歩く姿に強く心を打たれた」と、明かした。