IOC 表彰式ルールを急転変更 30秒ノーマスクOKに 表彰台集合写真も

決勝 金メダルを手に笑顔を見せる阿部一二三=日本武道館(撮影・堀内翔)
君が代が流れる中、胸に手を当てる女子52キロ級優勝の阿部詩=日本武道館
男子ストリートで金メダルを獲得した堀米雄斗。左は銀メダルのケウビン・ホフラー、右は銅メダルのジャガー・イートン=有明アーバンスポーツパーク
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 国際オリンピック委員会(IOC)は25日、15日に発表していた東京五輪における表彰式の新たなルールを、急転変更した。

 当初のルールでは参加者は常にマスクを着用。金メダリスト、銀メダリスト、銅メダリストの距離を広げた。また、最後に金メダリストのところに集まっての恒例の集合写真も行わないとしていた。変更では距離を離した状態では30秒間はノーマスクでの写真撮影が可能に。また、マスクを着用した状態で、最後に金メダリストのもとに集まっての記念撮影も可能となった。IOCは「すべてのメダリストの業績を一緒に祝う。アスリートがスポーツのキャリアの特別な瞬間に、顔と感情をとらえられるように調整された」と、説明した。

 変更はこの日から適応され、日本の堀米雄斗が金メダルを獲得したスケートボードのストリート男子の表彰式でも、ノーマスクでの写真撮影が可能だった。

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