サーフィン 大原洋人が準々決勝進出「ゾーンに入っていた」残り1分で逆転
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「東京五輪・サーフィン男子・3回戦」(26日、釣ケ崎海岸サーフィンビーチ)
五輪会場のある千葉県一宮町出身の大原洋人(24)が、ミゲル・トゥデラ(ペルー)を逆転で倒し、準々決勝に進出した。準々決勝では8人を4組に分けて戦うため、進出した時点で5位以内が確定した。
「うれしいです。自分でもドキドキした。コンディンが難しく、いい波が見つからなかった」と振り返ったが、残り1分で空中技を決め、逆転。土壇場で集中力を発揮し、「ゾーンに入っていた」とうなずいた。
台風で荒れる波も読み切って、勝利をつかんだ。大原は15年に世界の強豪がそろう全米オープンを日本人で初制覇した実力者。今月7日には“七夕婚”し、現在妻は妊娠中だという。「守るものができた。家族のために頑張りたい気持ちが増えました」と夢舞台に気合も入っていた。