体操日本団体は惜しくも銀メダル 初出場4選手が大奮闘も連覇ならず 金メダルはROC

床運動の演技を終え、ガッツポーズを決める谷川。左は橋本、右は北園(撮影・高部洋祐)
ゆかの演技を終えた橋本大輝(146)を出迎える(右から)北園丈琉、谷川航=有明体操競技場(撮影・高部洋祐)
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 「東京五輪・体操男子団体・決勝」(26日、有明体操競技場)

 16年リオデジャネイロに続く連覇を狙った日本は、惜しくも銀メダルとなった。金メダルはROC、日本との得点差はわずか0・103だった。

 エース橋本大輝、北園丈琉、谷川航、萱和磨の初出場4選手が演技。予選1位の日本はゆかで好スタートを切ると、あん馬、跳馬、平行棒を終えて逆転圏内の3位につけた。この時点で首位ROC、2位は中国だった。

 最後の鉄棒ではまず萱和磨が14・200の好得点でガッツポーズ。北園丈琉はカッシーナを決めるなどしっかりまとめ、橋本にバトンを渡した。橋本もカッシーナ、コールマンなどを決め、着地もピタリと止めた。

 鉄棒で種目別決勝を目指していたレジェンド・内村航平が、まさかの予選落ちが決まった。その無念も晴らすべく奮起した4選手ひとりひとりが、ベストを尽くす演技をみせた。

 日本も全体を通じてノーミスの演技を行い、わずか0・103差届かず。4選手は涙を流した。

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