五十嵐カノアの快挙の裏で 採点不満ブラジル人がSNSに中傷コメント 熱戦に水差す
「東京五輪・サーフィン男子・決勝」(27日、釣ケ崎海岸サーフィンビーチ)
東京五輪新種目のサーフィンで五十嵐カノア(23)=木下グループ=は19年の世界チャンピオンであるイタロ・フェレイラ(ブラジル)に敗れ、銀メダルを獲得した。
東京五輪新種目として、多くの注目を集めた中で快挙を達成したが、裏では熱戦に水をさす残念な事態が発生していた。五十嵐は準決勝で世界1位のガブリエウ・メジナ(ブラジル)を大逆転で撃破。ただ、採点に不満を抱いたブラジルのファンが五十嵐のSNSに「決勝を盗まれた」「あなたは審判の助けがなければなにもできない」など心ないコメントを書き込む事態に。決勝で同じブラジルのフェレイラが勝つと、今度は煽るコメントを書き込み、ブラジルからのコメントで埋め尽くされた。また、ブラジルのツイッターでは「HIROSHIMAとNAGASAKI」がトレンド入りするなど、日本を揶揄するコメントが相次いでいる。
この状況に日本のインターネット上では「カノア選手のインスタが荒らされてる。マナー悪」「恥ずかしくないのかな」などと、反発の声が上がっている。