石川佳純が8強入り 混合ダブルス&幼稚園の先輩・柔道大野に感激「続けるように」
「東京五輪・卓球女子シングルス・4回戦」(27日、東京体育館)
女子シングルス4回戦が行われ、第5シードで世界ランク10位の石川佳純(28)=全農=は世界ランク17位のソフィア・ポルカノバ(オーストリア)を4-0(11-8、11-8、12-10、11-9)のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。「4対3で勝てればいいと思っていたのですごくうれしい」と振り返った。
前日26日には混合ダブルスで水谷隼(32)=木下グループ、伊藤美誠(20)=スターツ=組が金メダルを獲得し「すごくうれしかった」。平野美宇(日本生命)とテレビ観戦したといい「誇りに本当に思う。同じ卓球選手としてすごいなと。続けるように私も頑張りたいし、日本チームにとって最高のスタートになった」と話した。
また、柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平(旭化成)は、同じ山口県山口市出身で「同じ幼稚園なんです」と明かした。「1個先輩なんですけど、すごい応援しました。金メダル確実って言われていたけど、そのプレッシャーをはねのけて熱い試合をしていて」と感激した様子。「日本なので、今までより(テレビで)見て応援できています」。他競技からの刺激も力に、自身もメダル獲得を目指す。