「東京五輪・テニス男子シングルス・２回戦」（２７日、有明テニスの森）

　日本男子のエース・錦織圭（３１）＝日清食品＝は、初対戦の世界ランク６５位のマルコス・ギロン（米国）を相手に２－１で勝利し、３回戦進出を決めた。

　この日、女子では大坂なおみが敗れる波乱。初出場の重圧に苦しみ、涙を流した。自身の経験を問われ、「僕は今はまったくなくなった。２回目のロンドンから薄れてきました。１回目（北京五輪）は色々考えてしまうところがあった。４年に１度の重さが降り注いでいた」と振り返り、大坂の心情を思いやった。

　この話の流れから、前日にスケートボード・ストリート女子で１３歳という日本史上最年少で金メダルを獲得した西矢椛の話題に。「そう思うと１３歳のメダルってすごいなって思いますね。若さというのもあるけど、結構すごいなと」。メダルを取ったあと選手村で遭遇したそうで「こんな可愛い子がメダルを取るんだと。衝撃でした」と印象を語り、「写真を撮っていただきました。もう１人の（中山）楓奈さんとも一緒に」。「写真を撮ってあげたじゃなく？」と問われたが、「いやいや撮っていただきました」と、笑った。