39歳上野 ロス五輪でソフト復活なら「再度マウンドに立つことはあるかも」

 テレビカメラに金メダルを見せる上野由岐子(右)=撮影・高部洋祐
金メダルを胸に笑顔を見せる上野(右)=撮影・高部洋祐
金メダルを手に笑顔を見せる(前列右から)宇津木監督、上野(同3人目)らソフトボール日本代表(撮影・高部洋祐)
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 「東京五輪・ソフトボール・決勝、日本2-0米国」(27日、横浜スタジアム)

 日本は宿敵・米国を破り、前回実施された2008年北京五輪以来、13年ぶりとなる金メダルを獲得した。胴上げ投手となった日本のエース・上野由岐子(39)=ビックカメラ=は、記者会見で次回のパリ五輪ではソフトボール競技は開催されないが、復活したあかつきにはマウンドに上がる可能性があることを示唆した。

 外国メディアから28年ロス五輪でソフトボールが復活したらという質問に「今の私にはそこまで考えられないが、今日、試合で投げていても投げることが好きだし楽しかった。投げられるまで投げていきたい思いは強かった。その時まで私が投げていたら再度マウンドに立つことはあるかも知れません」と笑顔で話した。

 東京五輪では389球を投げ、決勝戦の米国戦で先発。一度は新鋭の後藤にマウンドを譲ったが、最後は胴上げ投手にもなった。まだまだ日本のエースはマウンドに立つ覚悟でいるようだ。

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