サーフィン銀、五十嵐カノア「我慢できません」採点不満ブラジル人のSNS中傷に反論
東京五輪新種目のサーフィン男子で銀メダルを獲得した五十嵐カノア(23)=木下グループ=が28日、自身のツイッターを更新し、SNS上の心ないコメントに「我慢できません」とポルトガル語で“反論”した。
ことの発端は27日の準決勝。ブラジル選手と対戦した五十嵐は、試合終盤に空中で横回転する大技・エアリバースを決めて大逆転した。この採点に不満を抱いたブラジルのファンが、五十嵐のSNSに「恥!ジャッジは強盗をした。ガブリエウ・メジラ(五十嵐の準決勝の相手)が本当のファイナリスト」、「あなたは審判の助けがなければなにもできない」と中傷コメントを投稿。決勝でブラジルのフェレイラが勝つと、今度は煽るコメントで埋め尽くされた。
これに対し、5カ国語を話す五十嵐は、ポルトガル語で「私は常に他の選手に最大限の敬意を払っていますが、自分がコントロールできないことについて悪口を言いたがる人には我慢できません。私は最善を尽くしました、それだけです」と投稿。ネット上の非難に反論していた。