伊藤美誠は準決勝でストレート負け 難敵の中国・孫穎莎に完敗 3位決定戦へ

 準決勝第3ゲームを落として上を見上げる伊藤美誠(撮影・堀内翔)
 準決勝第2ゲームを落とした伊藤美誠(撮影・堀内翔)
 準決勝第2ゲーム、舌を出す伊藤美誠(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・卓球女子シングルス・準決勝」(29日、東京体育館)

 世界ランク2位の伊藤美誠(20)=スターツ=は、難敵の孫穎莎(中国)と対戦。0-4(3-11、9-11、6-11、4-11)でストレート負けを喫した。この日の夜行われる3位決定戦へ回ることになった。

 孫は伊藤と同年代の20歳。直近では4連敗を喫するなど、金メダルへ大きな壁とされていた。

 混合ダブルスでは水谷隼とのペアで、中国ペアを破って金メダル。卓球がソウル五輪で正式採用されてから、日本のシングルスのメダルは男子の水谷隼が16年リオデジャネイロ五輪で獲得した銅メダルのみ。シングルス女子では日本初のメダル獲得へ、伊藤は「目の前の1戦1戦で力を出して勝つことだけを考える」と語っていた。

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