金メダリスト ウルフ・アロンはこんな人 父は米国人 魚の三枚おろしが得意
「東京五輪・柔道男子100キロ級・決勝」(29日、日本武道館)
ウルフ・アロン(25)=了徳寺大職=は趙・グハム(韓国)に延長の末に鮮やかな一本勝ちを飾り、金メダルを獲得した。初の五輪で同級では井上康生監督以来、21年ぶりの快挙となった。
【ウルフ・アロンメモ】
◆生まれ&サイズ 1996年2月25日、東京都葛飾区出身。身長181センチ。
◆得意技 左組み手で、大内刈り、内股。
◆家族 米国出身の父ジェームスさん(51)、日本人の母美香子さん(51)、兄1人、弟1人の3兄弟。
◆名前の由来 「父が付けたので外国の名前だが、理由はよく分からない」。ミドルネームはフィリップ。
◆経歴 6歳の時に春日柔道クラブで柔道を始める。東海大浦安高時代は2年時に団体で高校3冠(全国選手権、金鷲旗、インターハイ)を達成し、3年時は個人でインターハイ優勝。東海大2年で15年講道館杯初優勝。17年世界選手権で優勝した。了徳寺大職。
◆先輩 リオ五輪90キロ級金メダリストのベイカー茉秋は出身道場、中学、高校、大学まで同じで1学年上の先輩だった。
◆自慢 柔道着の胸元からのぞく濃い胸毛がチャームポイント。
◆趣味 料理が好きで、市場で魚1匹を丸ごと買ってきて三枚おろしにすることが得意。
◆アメコミ好き マーベルのキャラクターが好きで、推しは「好きすぎて難しいが、強いて言うならマイティ・ソー」。