DF冨安 先発出場へ左足首問題なし「悪化していない。むしろ良い」

 ニュージーランド戦に向け、調整する冨安(右)ら
 ミニゲームに参加する冨安(左から2人目)
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 東京五輪サッカー男子代表は30日、準々決勝のニュージーランド戦(31日、カシマスタジアム)に向け、千葉県内で冒頭15分を除く非公開で全メンバーをそろえて前日練習。1次リーグ第3戦のフランス戦で五輪初出場を果たしたDF冨安健洋(22)=ボローニャ=は、準々決勝もセンターバックでスタメン出場することが濃厚となった。左足首を負傷した影響でベンチ外が続いていたが、「状態は悪化していない。むしろ(試合を)やったほうが良かった」と問題ないことを強調した。

 ニュージーランドで警戒すべきはイングランド1部でプレーし、身長191センチのオーバーエージFWウッド。1次リーグでは韓国戦で決勝点を挙げている。ただ、冨安は「高くてフィジカルがある選手とはセリアAでやっている」と抑える自信は十分だ。

 フランス戦では得点力のある攻撃陣をきっちり完封した。「次も変わらず金メダルを取るための3試合のうちの一つ」と冷静に頂点を見据えた。

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