木村文子 9年ぶりの五輪に感慨深げ「日本の女子もきっと世界で戦えると」
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「東京五輪・陸上女子100メートル障害・予選」(31日、国立競技場)
木村文子(33)=エディオン=は13秒25で組7着だった。
ロンドン五輪以来、9年ぶりの大舞台。レースを終えて、「タイムはすごく残念な記録かもしれないですが、9年前の自分と比べると、オリンピックに出て、オリンピックに成長させられているなと感じました」と実感を込めた。
女子100メートル障害をけん引してきた33歳。「9年前はひとりでロンドンオリンピックに出て、女子はなかなか世界では戦えないと言われ続けた。今回は青木選手と寺田選手と3人で出ることができて、日本の女子もきっと世界で戦えると思ってくれたらやってきたかいがあるなと思って、スタートラインに立ちました」と、うなずいた。