並木月海が銅メダル以上確定、那須川天心と幼なじみ ボクシング女子フライ級
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「東京五輪・ボクシング女子フライ級・準々決勝」(1日、両国国技館)
並木月海が出場し、イングリット・バレンシア(コロンビア)に判定で勝利し、準決勝進出を決めた。この結果、銅メダル以上の獲得が決まった。
相手はリオ五輪銅メダリスト。第1ラウンドから積極的な連打で前に出た並木はサウスポー同士の対戦で、相手も打ち返す中、採点はジャッジ全員が並木に10-9をつけた。
第2ラウンドは前半は積極的にパンチを当てていったが、終盤に並木もパンチを受ける場面があった。しかし、採点は全員が並木に10-9。
第3ラウンドは並木は距離をとりながら、丁寧に試合を運んでいきリードを守った。
◆並木 月海(なみき・つきみ)1998年9月17日生まれ、千葉県成田市出身。4人きょうだいの末っ子で幼稚園の年中から空手、小学3年からキックボクシングを始める。那須川天心とは幼なじみで空手の対戦経験もある。中学2年でボクシングを始め、花咲徳栄高では1年で全日本ジュニア優勝など3年間無敗。高校卒業後に自衛隊へ進み、18年世界選手権銅メダル。今年5月のコロトコフ記念国際トーナメント優勝。好戦的なスタイルで強打を誇るサウスポー。身長153センチ。趣味はお菓子作り。