日本惜敗の男子サッカー準決スペイン戦が30・8% 競技別で初の大台超え

 3日に日本テレビで放送された東京五輪サッカー男子準決勝「日本×スペイン」の平均世帯視聴率が30・8%を記録したことが4日、わかった。今大会で競技別の最高値で初の30%超えとなった。個人全体視聴率は19・6%だった。放送は午後7時40分から10時45分までの3時間5分。

 瞬間最高は世帯平均で43・3%で延長後半8分頃、スペイン陣内で日本が立て続けにシュートを放つも阻まれた時。個人全体では瞬間最高27・6%で、世帯と同じ場面と、延長後半10分、スペインのアセンシオが先制ゴールを決めた瞬間だった。

 埼玉スタジアムで行われた試合は、初の決勝進出を懸けた日本が、延長の末、0-1で敗れた。前後半はスコアレスとなり、延長後半10分にマルコ・アセンシオにゴールを許した。6日の3位決定戦では1968年メキシコ五輪に並ぶ過去最高の成績となる銅メダルを目指し、メキシコと対戦する。

 また、NHK総合が放送した「体操男子種目別・鉄棒 決勝~表彰式」が平均世帯視聴率21・1%、個人全体視聴率12・2%だった。

 東京五輪関連の視聴率では、7月23日にNHK総合で放送された開会式が平均世帯視聴率56・4%を記録している。(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)

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