北島康介氏 河村市長のメダル噛み問題への投稿を削除 反響大きかったが
04年アテネ五輪、08年北京五輪と2大会連続で競泳2冠の北島康介氏(38)が5日、名古屋市の河村たかし市長が4日に東京五輪で金メダルを獲得したソフトボール選手の表敬訪問を受けた際に、本人の了承なくメダルを噛んだ問題について、ツイッターで問題提起した。
5日朝、自身のツイッターを更新し、「そもそもなんで表敬訪問しなきゃいけないのか。僕はメダル噛んだことありません」とツイート。この投稿は共感を呼び、瞬く間に拡散され、多数のメディアも取り上げるなど大きな影響を与えたが、5日午後7時現在、投稿は見当たらず、当該ツイートは投稿から数時間後に削除されたとみられる。
北島氏はオリンピックに4大会連続で出場し、競泳で日本人唯一の2種目2連覇(100メートル、200メートル平泳ぎ)を達成した。
東京オリンピック・パラリンピックではNHKのスペシャルナビゲーター(アスリートナビゲーター)として、NHKの特設スタジオや競技場から、アスリートの視点で選手たちの闘いぶりと競技の見どころを生き生きと伝え、好評を得ている。