「東京五輪・卓球男子団体・３位決定戦、日本３－１韓国」（６日、東京体育館）

　世界ランキング３位の日本は同４位の韓国を３－１で破り、銅メダルを獲得した。日本の同種目でのメダル獲得は前回リオデジャネイロ五輪の銀メダルに続き、２大会連続となった。最後はベテラン・水谷隼が試合を決めたが、試合終了の瞬間に張本智和が水谷にかけより、腰部分に抱きついて喜びを爆発させるシーンにネットが沸いた。

　試合が決した瞬間、サングラスを取って両手を突き上げた水谷に一番に駆け寄ったのは張本だった。フェンスを乗り越え走り寄ると両手を挙げている水谷の胴にしがみつき、腰部分を何度もたたいて喜びを爆発させた。

　張本は水谷に抱きつきに行ったことに「水谷さんがいての日本男子チームなので、最後決めてくれると思ってましたし、リオからの５年間、感謝しかない」と、水谷への思いがあふれた行為だったと説明。別のインタビューでは「４番に入る時には準備はしてました。きっと自分は抱きつきに行くなと思っていました」とも語っていた。

　思いあふれる張本のハグにネットも感涙。あまりに素直な感情表現に「かわいいなあ」「ほほえましい」「我慢できずに水谷選手に抱きついたのがよかった」「張本くんが真っ先に抱きつきに行ったの感動して泣けた」「キュンとした」「張本くんめっちゃかっこよかったけどめっちゃ可愛かった」など反響が広がっていた。