IOCバッハ会長「五輪は大成功」日本国民「10人のうち9人が見た。受け入れてくれた」
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が6日、メーンプレスセンター(MPC)で閉幕に向けた会見を行った。
コロナ禍による緊急事態宣言下での異例の大会は最終盤となったが、バッハ会長は大会関係者の検査において陽性率は0・08%だったことなどを挙げ、安全安心を強調。開催に否定的だった日本国民の世論も「大会を支援し、受け入れてくれた。10人のうち9人が五輪の一部をみていた。このままいけば、大成功だといえる。日本の皆さん、IOC、全世界のスポーツ界にとって成功だ」と、断言した。
7日には女子マラソン視察のため、この会見後に札幌に移動。「札幌に行くのを心待ちにしている」と、笑顔を浮かべた。