日本 手痛いPKなどで前半0-2 銅メダルへ巻き返しなるか
「東京五輪・サッカー男子・3位決定戦、日本-メキシコ」(6日、埼玉スタジアム)
日本は前半にPKと、FKからのヘディングで2点を失い、0-2と劣勢に立たされて前半を終えた。
日本は準決勝スペイン戦で出場停止だったDF冨安が復帰。左MFには相馬が入った。
前半11分、ハーフウェーライン付近でボールを奪われ、カウンターを受けた。この流れの攻撃でドリブル突破してきたベガを、遠藤がエリア内で倒したと判定され、PKがメキシコに与えられた。
テレビ中継の画面では、VARによるチェックが入ったことが表示されたが、判定は変わらず。そのままコルドバがPKを蹴り、流し込まれた。
2失点目は自陣右サイドでDF吉田のファウルで与えたFKがきっかけとなった。前半22分、コルドバが蹴ったボールを攻め上がったDFバスケスが頭で飛び込み、日本ゴールに突き刺された。
1次リーグでメキシコと対戦した際は2-1で日本が勝利したが、その際は、久保の先制ゴール、堂安のPKと早い時間帯で2点を先行した。ちょうど逆のような展開で日本が劣勢に立たされている。
日本は68年メキシコ大会以来、53年ぶりとなるメダル獲得を目指して、この3位決定戦に臨んでいる。