【ライフ】真田丸の影響で城跡女子急増 一風変わった「真田本」出版
NHK大河「真田丸」の影響で、真田ゆかりの城跡には大勢の人が訪れている。群馬県みなかみ町にある名胡桃城址では、大河放映前は1日数人程度の見学者が、今では1日1000人を超える日も多いとのこと。男性ばかりでなく若い女性の姿も目立つという。最近、急増中の「城跡女子」で、彼女らはフェイスブックなどのSNSで情報を交換して、友達の輪を広げている。
そんなブームの中で一風変わった「真田本」がマコト出版から出た。アマゾンで好評発売中だ。タイトルは「ぶらり 真田昌幸・信繁の凸&♨めぐり」。内容は真田の城跡の登山地図に始まり、とにかくマニアック。岩櫃城跡から新発見された鉄砲玉や血染めの陣羽織が鮮明な写真で掲載されるなど必見だ。上田合戦時の真田と徳川の進軍コマを半透明紙に印刷して、地形の分かる現代の航空写真に同じ位置へ重ね合わせるなど凝った作りもある。
城跡と温泉情報に加え、「真田の痕跡を探せ」をテーマにしてるので史跡巡りの旅行の際に持っていると役に立つことは間違いなく、旅に厚みを持たせることだろう。
マコト出版公式サイト http://makotosyuppan.com