【芸能】“赤坂んドリーム”森脇健児が語るマラソンの魅力とは

 第6回大阪マラソンが10月30日に開催され、約3万2千人のランナーが大阪の街を駆け抜けた。タレントの森脇健児(49)は「応援団長」として参加し、同マラソンを盛り上げた。TBS系「オールスター感謝祭」での活躍など、マラソンタレントとしてのイメージも強い森脇。そのマラソンに対する思いとは。

 森脇は中学・高校と陸上部に所属。京都・洛南高の陸上部では、100メートル11秒2の記録を出し、インターハイにも出場している。とはいえ、現在のイメージを確立したのは、「オールスター感謝祭」によるところが大きいだろう。2003年の秋から出ている名物企画『赤坂5丁目!ミニマラソン』は、今秋で27回目の出場となった。今では同番組に欠かせない森脇だが、最初の出場は意外な巡り合わせからだった。

 『赤坂マラソン』に初出場した03年は、東京から関西に拠点を戻し、仕事が激減していた時期。することがなく、ひたすら走っていた。そんな時、TBSの2時間ドラマへ出演が決まり、番宣も兼ねて感謝祭に出演した。出演の経緯も、主役の泉ピン子とともに出るはずだった相手役の俳優が都合でダメになり、脇役の森脇が急きょ呼ばれたというものだった。結果は、初出場で初優勝。2位のそのまんま東(東国原英夫)を0・5秒差で押さえてのギリギリの優勝だった。この時の“代打”出演が今後を大きく左右することになる。

 森脇は「赤坂んドリーム」という言葉をたびたび口にしている。「感謝祭」で頭角を現した猫ひろしはオリンピックに出場するまでになった。森脇自身も、番組での活躍以降仕事の幅が広がったという。

 大阪マラソンの前日、取材に応じた森脇は、マラソンの魅力について「頑張ってたら人生変えられるっていうことやろね」と自身の経験を踏まえるように語った。

 「もがいて苦しんで頑張っていたら、人生が変わるかもわかんないなって。もしかしたら、何かが変わっていくという人が集まってるから、凄く空気がいいなって。それはマラソンの魅力かもわからないですよね。頑張ってる人の集団っていう。だからマラソン大会って面白いんですよね」。

 「感謝祭」のミニマラソンについても魅力は同じだという。今秋の放送で女優・土屋太鳳が見せた力走を引き合いに「大御所でも、トップ女優でも頑張ってる。頑張って初めてやから。だから僕らもああいう先輩やトップ女優が頑張ってるのを見てガンバらなあかんなってなりますよね」と笑顔を見せた。(デイリースポーツ・石井剣太郎)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

オピニオンD最新ニュース

もっとみる

    ランキング

    主要ニュース

    リアルタイムランキング

    写真

    話題の写真ランキング

    注目トピックス