【芸能】長友&平愛梨 クリスマスイブ会見でのまさかの“謝罪” 神対応ぶりに脱帽
サッカー日本代表で伊セリアAのインテル・ミラノに所属するDF長友佑都(30)と女優の平愛梨(32)がクリスマスイブの24日に都内で会見し、来年1月に結婚すると発表した。2人とも気遣いの人とは聞いていたが、会見を取材すると想像以上の神対応ぶりに驚かされるばかりだった。紙面に入りきらなかった、2人の人間味あふれる会見の模様を伝えたい。
2人の登壇前、会場には長友がインテルの本拠地で平にプロポーズするVTRが流された。フィールドで膝をついて指輪の箱を開ける、ドラマさながらのワンシーンに報道陣からも歓声が上がるほど、ほほ笑ましい映像だった。原稿的にもおいしい、にくい演出で、イタリア生活が長い長友らしい情熱的なプロポーズにも好感がもてた。
2人の宝物として胸の内にしまっておいてもおかしくない思い出の公開について長友は「クリスマスイブという大切な日に(マスコミの)みなさんのお仕事を入れてしまったので、ちょっとでも楽しんでもらいたいとVTRを作らせていただきました」と説明。クリスマス前後は、ライブやツリー点灯式など芸能イベントが多く、仕事をすることに違和感もないのだが、サンタばりのプレゼントに脱帽だった。
会見の最後にも長友は「みなさん、今日はクリスマスイブという大切な日に来てくれて、ありがとうございました。このあともまだ(テレビ局の人は)編集とかあると思いますし、申し訳ありません」とあいさつし、あうんの呼吸で平と一緒に頭を下げた。会見を開かず、紙ペラ1枚で結婚報告をするパターンが恒例化している芸能界。恐縮しきりなアモーレカップルの気配りにこちらこそ頭が下がる思いだった。
時間の関係で司会者が質問を打ち切ろうとしても、長友は「せっかく来て下さったんですから」と会見を継続。写真撮影の際に紺色だった蝶ネクタイの色をクリスマス仕様の赤に変更してきたサービスにも笑いが起きた。
互いのアモーレについて、長友は「気を遣って、思いやりがあり、こんな素晴らしい女性がこの世に存在するんだという思いがあります」、平は「戦う人なのですごく大変な状況の中でも、必ず連絡をくださったりして、気遣いがすごい」と評した。ノロケているのではなく、尊敬し合っているという雰囲気が終始、伝わってきた。
イタリア気質で男前な長友と、ちょっぴり天然で屈託のない平。互いの魅力を垣間見せながら、自然と周囲への気遣いと思いやりの気持ちを発する2人の姿に、フィールドは違えど厳しい世界で活躍できる理由を知った気がした。
(デイリースポーツ・古宮正崇)