【野球】最近10年の新人最速勝利は誰?過去には阪神ドラ1の名前も
楽天のドラフト9位・高梨雄平(24)=JX-ENEOS=が6日のソフトバンク戦(コボ宮城)で12球団新人最速勝利を挙げ話題を呼んだ。そこで最近10年、誰が“一番星”をマークしたのか振り返ってみる。
【07年】猛虎に歴史を刻んだ。4月1日の広島戦。開幕3戦目の先発にドラフト1位・小嶋達也が抜てきされ、5回2失点。阪神の新人が開幕カードで初登板初先発を果たし、白星を挙げたのは55年の西村一孔以来だった。
【08年】ソフトバンクの大学生・社会人ドラフト3巡目の久米勇紀が開幕戦でデビュー星。3月20日の楽天戦、1-3の八回途中から登板し、1回1/3を無失点。最終回にチームがサヨナラ勝ちした。新人の開幕戦勝利は00年の横浜・木塚以来、パ・リーグでは59年の阪急・足立以来だった。
【09年】日本ハムのドラフト7位・谷元圭介が4月18日の西武戦に2番手で登板し、初白星をマークした。
【10年】ヤクルトのドラフト1位左腕・中沢雅人が3月30日の中日戦で先発し、5回1/3を2失点に抑えた。
【11年】日本ハムの注目のドラフト1位・斎藤佑樹が4月17日のロッテ戦でプロ初登板初先発。5回4失点で“持ってる”ぶりを発揮した。なお同日は、早大の同級生で広島ドラフト1位・福井優也が巨人戦で初勝利したが、“時間差”で斎藤が一番乗りとなった。
【12年】ロッテのドラフト1位・藤岡貴裕が4月1日の楽天戦で7回2/3を2失点。
【13年】ヤクルトのドラフト2位・小川泰弘が4月3日の広島戦で6回2/3を2失点で勝利投手。
【14年】広島のドラフト2位・九里亜蓮が3月29日の中日戦で初陣星を挙げた。
【15年】巨人のドラフト3位・高木勇人が3月29日のDeNA戦で勝利投手。プロ初登板初先発での白星だった。
【16年】広島のドラフト6位・仲尾次オスカルが開幕1軍入りを果たし、3月27日のDeNA戦で新人最速勝利を挙げた。