【野球】パ・リーグ4月好調チームの最終順位は…大きく順位変えた前例も
開幕から約1カ月が経過した。4月終了時点でパ・リーグは、昨季下位チームの楽天とオリックスが善戦している。そこで過去5年の同時期と最終順位を比べてみる。(数字は4月終了時→最終順位)
【12年】
日本ハム1→1
ロッテ2→5
ソフトバンク3→3
楽天4→4
オリックス5→6
西武6→2
【13年】
西武1→2
ロッテ2→3
ソフトバンク3→4
日本ハム4→6
楽天5→1
オリックス5→5
【14年】
オリックス1→2
ソフトバンク2→1
ロッテ3→4
楽天4→6
日本ハム4→3
西武6→5
【15年】
日本ハム1→2
ソフトバンク2→1
西武2→4
ロッテ4→3
楽天5→6
オリックス6→5
【16年】
ソフトバンク1→2
ロッテ2→3
日本ハム3→1
西武4→4
楽天5→5
オリックス6→6
大きく順位を変えたのは12年のロッテと西武、13年の楽天だ。
12年のロッテは5月11日から7月29日まで首位。ただ、8月31日の西武戦からの9連敗が響いた。この間は打線が不振に陥り、3得点は1試合、2得点が2試合、1得点は4試合、完封負けは2試合。最大15あった貯金を吐き出し、最終成績は62勝67敗15分けだった。
一方で西武は夏場に強かった。攻撃力が増し、特に8月のチーム本塁打はリーグトップの21本。さらにリーグトップタイとなる102得点を挙げた。6、7、8月の勝率はいずれも・650以上だった。
楽天の13年は球団史上初のリーグ優勝と日本一を達成したシーズン。無傷の24勝をマークした田中の存在が大きかった。