【芸能】元SMAP継続3番組 Jの「協力」は?
元SMAPの香取慎吾(40)がMCを務めるフジテレビ系「おじゃMAP!!」(水曜、後7・00)、稲垣吾郎(43)のTBS系「ゴロウ・デラックス」(木曜深夜0・58)、草なぎ剛(43)のテレビ朝日系「『ぷっ』すま」(金曜深夜0・50)が、3人がジャニーズ事務所を退社する9月以降も継続することが決まった。気になるのは3人が退社後も同事務所が番組に関して、「協力」という立場でクレジットを残すのかどうかだ。
各番組には、「ジャニーズ事務所」が「協力」といった形で関わっている。7月に放送した各番組のエンドロールを見ると、「おじゃ-」と「『ぷっ』すま」は「協力」、「ゴロウ-」は「企画協力」という表記で名を連ねている。「協力」はタレントのスケジュール、番組の宣伝、企画、演出など多くの意味を含んでいるという。
これまで同事務所は、所属タレントが出演する番組以外に「協力」として関わったことはない。そもそも、自社のタレントが出ていない番組に企画などで「協力」する理由も見当たらない。通常ならば、クレジットは外れると考えるのが妥当だろう。
ただ、今回のように、同事務所のタレントが退社後も冠番組を継続するケースは稀であり、長年番組と関わってきた縁もあるだけに、どのように対応するかは、まだ決まっていないという。番組継続か終了かの調整に集中していた周囲は「言われてみれば確かに…。どうするんでしょうね」とクレジットの話は詰めていない様子を伺わせる。ほかにも、「これから協議していくことになるのでは」と今後の話し合いを示唆している。
3人が退社する9月8日以降の収録内容を放送した際、ジャニーズ事務所の「協力」がクレジットとして残るのか。3人の退社後、初登場回のエンドロールにも視線が注がれる。(デイリースポーツ・上野明彦)