【芸能】NEWS小山 反省点をどのように捉えているのか…生謝罪の言葉から考える
NEWSの小山慶一郎(34)が未成年女性との飲酒報道を認め、7日放送の日本テレビ系「news every.」生謝罪後に一定期間の活動自粛に入った。2010年からキャスターを務める同番組内では、「出演を当面お休みさせて頂き、その期間活動自粛し、今回の事を反省し、自分をしっかり見つめ直したい」と語り、頭を下げた。所属するジャニーズ事務所から「猛省」を促された小山は、どのような点を反省すべきだと捉えているのだろうか。
騒動は昨年末、自身が主体的に開いた飲み会で起こった。「20歳」と聞かされていた女性に対して、「飲み干せ!」と飲みをあおり、その音源はネットに流出した。女性は20歳ではなく19歳の未成年だったことが判明。飲み会に誘ったNEWSの加藤シゲアキ(30)はコールを制止しなかったことなどから厳重注意処分が下った。
7日午後3時過ぎ、所属するジャニーズ事務所がFAXで事実関係を認めた。発表を受けて小山は同日の「-every.」で次のように生謝罪した。
「指摘された飲食の場に当時19歳の女性が参加していたことが分かりました。私はこの女性から年齢は20歳と告げられていたため、未成年者であるとは知りませんでした。しかし、結果として未成年者がいる飲み会に参加し、飲むことをあおるような声をかけてしまいました。こうした振る舞いは報道番組として様々なニュースをお伝えし、時には厳しい意見も述べてきたキャスターとして不適切であることは言うまでもありません。本当に申し訳ありませんでした」
以上の発言を終えて活動自粛に入った。コメントを紐解くと、主に「キャスター」として不適切だったという印象を受けた。キャスターとしての立場はもちろん、社会人として、表舞台に立つタレントとして、30代半ばの大人として、どうだったのだろうか。顧みるべき点は、報道番組に関わる者という立場以外にも、ありそうだ。
行動については、結果的に未成年者がいる飲み会に参加し、飲みをあおった振る舞いを謝罪の対象に挙げた。8日の日テレ系「スッキリ」では、MCの加藤浩次(49)が、年齢を偽って飲み会に参加する人は「芸能界では結構ある」と指摘。どのような人と交流するか、仕事以外での過ごし方など、これまでの考えを改めることも反省点になるだろう。
今後は弁護士が講師を務めるコンプライアンスに関する講習を受け、自省するが、「一定期間」という前置きのある活動自粛だからといって、ゴールありきな形だけの休止では意味が無い。どのような点を反省をしたのかを自分の言葉で説明できなければ、周囲も納得しないだろう。(デイリースポーツ・上野明彦)
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