【野球】巨人・池田駿は“風邪知らず”パワーの源は「奥さんの作るオムライス」
巨人の池田駿投手(25)が4日の中日戦でプロ初勝利を挙げた。ウイニングボールを「奥さんのお父さんにプレゼントしたい。巨人ファンであり、闘病生活が続いているので、勇気とか励みになれば」と語った心優しき左腕は、実は体の強さにも自信があるのだという。
プロ1勝目の翌日も「反響はありました。球場やTVで応援してくれたファンに感謝したい」と話していた。さらに「奥さんのお母さんからの連絡が嬉しかった。闘病中の義父にも伝えてもらい、喜んでくれた」と安どの表情を浮かべていた。1年目から33試合に登板。今季、春先の上半身コンディション不良などで戦線から離脱したが、ここまで14試合に登板し、斎藤投手総合コーチからも「池田には頑張ってもらいたい」と期待をかけられている。
そんな池田の強みは「自分、ここ10年近く風邪を引いたことが無いんですよ」というタフさ。10年前というと新潟明訓高校に入学した年で、2年時からエース、3年夏の甲子園ではチームをベスト8に導いた。体作りや調整で意識していたこと聞くと「特別に意識していることってないんですよ。しっかり食べるくらい」と答えてくれた。
夏場を戦い抜くためには、体調管理が肝となる。昨年、結婚した妻の献身的な支えが力になっており「奥さんの作るオムライスは大好き」と力の源にしている。
救援陣が故障などで手薄な中、風邪も引かない“タフネス左腕”の力は不可欠だ。「毎試合、後悔しないようにという気持ちで投げる」と強い体と強い気持ちで挑む。(デイリースポーツ・関谷文哉)
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