【野球】新庄剛志が監督になる日は?今も変わらぬボディーとスター性
正直、驚いた。現役時代と全く変わっていない印象を受けた。阪神や米大リーグ・メッツなどで活躍した新庄剛志氏のことだ。
11月16日に「ドン・キホーテ」の名古屋栄店に来店し、イベントに参加した新庄氏を取材した。移住したバリ島から帰国したばかりの同氏の顔は、こんがりと日焼けしていた。イベントには多くのファンが集まったが、「僕、人気者だから」と真っ白い歯をのぞかせて、屈託のない笑みを浮かべた。
驚いたのは、今も均整の取れたそのボディー。逆三角形のたくましい体は、現役時代と全く同じだと思った。現役時代の体脂肪率は「3%」だったというが、「今は6(%)ぐらいかな」とあっけらかんとした口調で、平然と言い放った。
自身は、加圧シャツをプロデュースした。「僕がデザインしました。これを着て、この体を維持している。加圧シャツを着て、もう一回鍛え直そうかなと思って。女の子にもてたいから。死ぬまではね、男でいたいから」と堂々と告白したその表情は、真顔だった。
現役時代に勝負強い打撃と華麗な守備で阪神を支え、多くのファンを魅了した新庄氏。絶大な人気を誇った偉大なスターだが、その輝きが色あせることはない。とても46歳には見えない若々しさすら感じた。本人は「僕50(歳)ですからね(笑)」となぜか、“逆サバ読み”。実際には実年齢よりも10歳以上は若く見えた。
球界からは一線を引いているようにも見えるが、本音の部分は違うのだろう。将来、プロ野球球団の監督を務めるという野望がある。「面白そうじゃない。俺が(監督を)したら(笑)」。ファンを大喜びさせるような面白いチームを作ることは間違いない。新庄剛志監督誕生が、今から楽しみだ。(デイリースポーツ・伊藤玄門)