【野球】日本ハム清宮が減量で挑む今季 過去の長距離砲ダイエット前後は?
日本ハム・清宮幸太郎内野手(22)が新庄ビッグボスのダイエット指令に応え、公称103キロから94キロに減量した。昨季は初の1軍出場なし。今季は大変身を成績に反映できるか、勝負の年となる。
過去にも、打撃改造を狙って大胆な減量を行ったスラッガーがいる。以下は大幅ダイエットを敢行した主な長距離砲の経緯と成績。減量前年と比べてみると…。
▽門田博光 1988年オフに南海からオリックス移籍が決まり、「デンマーク法」のダイエットで減量。卵の黄身と野菜だけ、塩分は一切ダメというストイックな食事を敢行。引退後に「デンマーク法は1週間で10キロやせられるんやけど、反動がスゴいから、終わるとすぐに戻ったね」と明かしていた。
88 南 海 447打数 139安打 44本 125打点 打率.311
89 オリックス 406打数 124安打 33本 93打点 打率.305
▽楽天・山崎武司 40歳40本塁打を目指して09年1月、10日間のハワイ自主トレに挑む際に106キロを90キロ台に落とすと宣言。
08 楽 天 510打数 141安打 26本 80打点 打率.276
09 楽 天 536打数 132安打 39本 107打点 打率.246
▽オリックス・T-岡田 10年の本塁打王が翌年から16本→10本と下降し、13年は4本塁打。崖っぷちを覚悟し、14年はキレを取り戻すため6キロ減量した。
13 オリックス 189打数 42安打 4本 18打点 打率.222
14 オリックス 472打数 127安打 24本 75打点 打率.269
▽広島・松山竜平 15年に“激やせ”し春季キャンプ地の日南入り。94キロから6キロのダイエットに成功。肉体改造でプロ入り後最軽量の88キロとなった。
14 広 島 233打数 74安打 7本 34打点 打率.318
15 広 島 202打数 56安打 7本 26打点 打率.277
(デイリースポーツ記録室)