【野球】“球界コロナ禍”勢い止まらず ここまでの動向、春季キャンプにも影響が
西武が29日、山川穂高内野手ら新型コロナウイルス感染が確認された7選手を2月1日から始まる春季キャンプに参加させず、所沢市内の球団施設に残留させることを発表した。コロナ禍による春季キャンプへの影響が生じ始めたプロ野球界。ここまでの動向を振り返る。(月・日は公表日)
1月5日・・・阪神ドラフト5位・岡留の陽性が判明。選手寮への入寮が見送られる。
同17日・・・ソフトバンク・柳田、日本ハム・清宮、ロッテ・安田ら佐賀・嬉野で合同自主トレしていた選手たちが陽性に。熊本で合同自主トレをしていたソフトバンク・松田、牧原、野村の感染も確認。
同22日・・・オリックスが紅林の陽性判定を公表。密を避けるため、23日の新人合同自主トレを中止に。
同25日・・・中日が新人合同自主トレを中止。
同28日・・・チームスタッフを含めて、これまで最大クラスとなる8球団28人の陽性が公表される。
同29日・・・西武が山川ら7選手の春季キャンプ不参加を発表。ヤクルトは高津監督のキャンプ地入りの日程を遅らせることを発表。
また、この日は広島が西川ら4人、日本ハムが近藤、西武が平沼の陽性確認を発表した。
球団別で目立つのはソフトバンクで、26日に公表された又吉まで13選手の陽性が確認されている。球界でも感染拡大の勢いが止まらない。