【野球】DeNAのネフタリ・ソト 打撃だけじゃない。今年は守備でも貢献だ

はつらつとノックを受けるソト(撮影・中田匡峻)
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 「DeNA春季キャンプ」(10日、宜野湾)

 来日5年目を迎えたDeNAのネフタリ・ソト内野手(32)が、持ち前の打撃だけではなく、守備練習でもはつらつとプレーしている。

 この日、内外野別ノックで一塁に入ったソト。ノックも終盤にさしかかり、本塁に送球した際の表情からは充実感が漂っていた。第2クール最終日の2月8日には、グラウンドで宮崎、佐野とともにランチ特守も受けた。

 2018年、19年と2年連続本塁打王を獲得した助っ人。この日のランチ特打ではオースティンと柵越えを連発。昨年はコロナ禍でキャンプに参加できなかったが、1月の来日後「練習は好きなのでたくさんする」と話していた通り、初日から何事も全力だ。

 今季は外野手の大田泰示が加入し、本職が外野の佐野が一塁の練習に取り組んでいるなど、主に一塁で出場していたソトもレギュラーが確約されている訳ではない。オフは母国のプエルトリコで家族と過ごし、トレーニングも積んだ。かつての本塁打王が持ち前の打撃に加え、守備でも貢献できるよう、少しひんやりとした宜野湾で真摯(しんし)に野球と向き合っている。(写真と文・中田匡峻)

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