【野球】時代を映すセンバツ行進曲 ブラバン応援定番曲も
第94回選抜高校野球の組み合わせが4日に決定し、18日の開幕まで2週間を切った。今大会はコロナ禍ながら観客を2万人まで収容予定で、ブラスバンドも1校50人まで参加できる。開会式は初日出場の6校のみで、まだ完全な開催ではないものの、球春を告げるイベントが幕を開ける。
入場行進曲はYOASOBIの「群青」。これまで行進曲は時代を代表する流行歌が採用され、応援ブラスバンドの定番曲になったものもある。第30回大会以降の行進曲と優勝、準優勝校を振り返ってみた。
回 (西暦年) 行進曲
優勝校 準優勝校
30(58年)「クワイ河マーチ」
済々黌 中京商
31(59年)「皇太子のタンゴ」
中京商 岐阜商
32(60年)「誕生日」
高松商 米子東
33(61年)「バッファロー大隊マーチ」
法政二 高松商
34(62年)「上を向いて歩こう」
作新学院 日大三
35(63年)「いつでも夢を」
下関商 北海
36(64年)「こんにちは赤ちゃん」
徳島海南 尾道商
37(65年)「幸せなら手をたたこう」
岡山東商 市和歌山商
38(66年)「友達」
中京商 土佐
39(67年)「世界の国からこんにちは」
津久見 高知
40(68年)「世界は二人のために」
大宮工 尾道商
41(69年)「三百六十五歩のマーチ」
三重 堀越
42(70年)「世界の国からこんにちは」
箕島 北陽
43(71年)「希望」
日大三 大鉄
44(72年)「また逢う日まで」
日大桜丘 日大三
45(73年)「虹をわたって」
横浜 広島商
46(74年)「草原の輝き」
報徳学園 池田
47(75年)「おかあさん」
高知 東海大相模
48(76年)「センチメンタル」
崇徳 小山
49(77年)「ビューティフル・サンデー」
箕島 中村
50(78年)「愛のメモリー」
浜松商 福井商
51(79年)「季節の中で」
箕島 浪商
52(80年)「ヤングマン」
高知商 帝京
53(81年)「青い珊瑚礁」
PL学園 印旛
54(82年)「ルビーの指環」
PL学園 二松学舎大付
55(83年)「聖母たちのララバイ」
池田 横浜商
56(84年)「キャッツアイ」
岩倉 PL学園
57(85年)「星屑のステージ」
伊野商 帝京
58(86年)「青春」
池田 宇都宮南
59(87年)「CHA-CHA-CHA」
PL学園 関東第一
60(88年)「夢冒険」
宇和島東 東邦
61(89年)「パラダイス銀河」
東邦 上宮
62(90年)「約束」
近大付 新田
63(91年)「おどるポンポコリン」
広陵 松商学園
64(92年)「どんなときも。」
帝京 東海大相模
65(93年)「今ありて」
上宮 大宮東
66(94年)「負けないで」
智弁和歌山 常総学院
67(95年)「がんばりましょう」
観音寺中央 銚子商
68(96年)「TOMORROW」
鹿児島実 智弁和歌山
69(97年)「これが私の生きる道」
天理 中京大中京
70(98年)「硝子の少年」
横浜 関大一
71(99年)「長い間」
沖縄尚学 水戸商
72(00年)「First Love」
東海大相模 智弁和歌山
73(01年)「TSUNAMI」
常総学院 仙台育英
74(02年)「明日があるさ」
報徳学園 鳴門工
75(03年)「大きな古時計」
広陵 横浜
76(04年)「世界に一つだけの花」
済美 愛工大名電
77(05年)「君こそスターだ」
愛工大名電 神村学園
78(06年)「青春アミーゴ」
横浜 清峰
79(07年)「宙船」
常葉学園菊川 大垣日大
80(08年)「蕾」
沖縄尚学 聖望学園
81(09年)「キセキ」
清峰 花巻東
82(10年)「My Best Of My Life」
興南 日大三
83(11年)「ありがとう」
東海大相模 九州国際大付
84(12年)「Everyday、カチューシャ」
大阪桐蔭 光星学院
85(13年)「花は咲く」
浦和学院 済美
86(14年)「恋するフォーチュンクッキー」
龍谷大平安 履正社
87(15年)「Let It Go ~ありのままで~」
敦賀気比 東海大四
88(16年)「もしも運命の人がいるのなら」
智弁学園 高松商
89(17年)「恋」
大阪桐蔭 履正社
90(18年)「今ありて」
大阪桐蔭 智弁和歌山
91(19年)「世界に一つだけの花/どんなときも。」
東邦 習志野
92(20年)「パプリカ」
新型コロナ感染拡散で中止
93(21年)「パプリカ」
東海大相模 明豊
(デイリースポーツ記録室)