【競馬】アーモンドアイがモーリスの子を受胎 エピファネイア産駒の初子もスクスク育つ

 18、20年の年度代表馬に輝き、史上最多の芝G1・9勝を挙げた名牝アーモンドアイ(牝7歳)が、モーリスの子を受胎したことが分かった。(有)シルクレーシングの米本昌史代表が、「受胎したと聞いています」と明らかにしたもの。今年1月13日未明に父エピファネイアの初子(牡)を出産しており、2番子の『15冠ベビー』は無事なら来春に誕生する予定だ。

 初子誕生の様子は、ユーチューブのシルク・ホースクラブ公式チャンネル内の「名牝アーモンドアイ、母になる。初出産に密着!」でアップされており、再生回数は15日現在までに31万回を超えている。既に引退から1年以上が経過しても、最強女王の注目度は衰え知らずだ。米本代表が「スクスク育っていますよ」と目を細める初子の成長の様子は、同チャンネルでも追っていくとのことで、こちらも引き続き目が離せない。

 アーモンドアイの写真集「Merci ALMOND EYE」によると、ノーザンファームの吉田勝己代表が初子はシルク・ホースクラブで募集することを明言しており、順調なら24~25年にデビューを迎える。現役時代に多くの伝説を打ち立て、ファンを魅了。穴狙いが多い記者も“お手上げ”とばかりに本命を打ちまくった名牝の子どもたちが、ターフを疾走する日が楽しみだ。

 さて、今週日曜はオークスが行われる。3歳牝馬にとっては過酷な東京芝2400メートル戦。18年に牝馬2冠に挑戦した時のアーモンドアイも距離を不安視されていたが、レースでは完膚なきまでにライバルをねじ伏せる完勝劇を見せた。

 今年はどのような名牝が誕生するだろうか-。史上16頭目となる桜&樫の2冠に挑むスターズオンアース、忘れな草賞を圧勝し、別路線組の星として臨むアートハウス、逆襲を狙う2歳女王サークルオブライフ。楽しみなメンバーがそろっただけに、例年以上の好レースを期待したい。(デイリースポーツ・刀根善郎)

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