【野球】連続試合安打記録に迫る阪神・近本 歴代の先人上回る驚異の数字
阪神・近本光司外野手は個人連続試合安打記録を3日で29試合とし、阪神ではマートンの30試合、NPB記録では1979年の広島・高橋慶彦に迫ろうとしている。5日・広島戦はマートンの記録に並ぶ可能性とともに、新人年から4年連続100安打の達成もかかっている。
歴代の連続試合安打記録保持者はみな、名だたる名選手だ。しかし近本と同じ新人年から4年連続100安打を記録した選手は張本勲だけ。近本は張本の各年安打数も上回る。社会人からプロ入りした近本と高卒入団選手のキャリアの違いはあるが、安打数は近本のヒットメーカーぶりを証明している。
連続試合安打上位選手の1~4年目成績は以下の通り。
(33)高橋慶彦 1年 出場なし 2年 0安打 3年 38安打 4年 129安打
(32)長池徳二 1年 52安打 2年 131安打 3年 114安打 4年 154安打
(31)野口二郎 1年 87安打 2年 87安打 3年 46安打 4年 68安打
(31)秋山翔吾 1年 66安打 2年 118安打 3年 152安打 4年 123安打
(30)張本勲 1年 115安打 2年 116安打 3年 159安打 4年 157安打
(30)福本豊 1年 11安打 2年 116安打 3年 118安打 4年 142安打
(29)近本光司 1年 159安打 2年 139安打 3年 178安打
※カッコ内数字は7月3日時点の連続試合数。外国人選手を除く。野口は投手登録。(デイリースポーツ記録室)