【野球】佐々木朗希 高校時代の再戦なるか? U18で先発対決のソ・ヒョンジュンも再び韓国代表

 練習中に笑顔を見せる佐々木朗(撮影・山口登)
3枚

 3月に開催される「カーネクスト 2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で侍ジャパンの佐々木朗希投手(21=ロッテ)が国際大会のリベンジ登板に挑む。

 自身にとって岩手・大船渡高3年時の2019年に韓国で開催されたU18W杯で日本代表メンバーに選ばれて以来の日本代表。しかし当時は大会直前にできた右手中指の血マメの影響で、2次リーグ2戦目・韓国戦だけの登板となった。先発したが、血マメが悪化したため初回を投げ終えたところで降板。打者4人に対し無安打1四球もわずか19球で降板。試合は延長十回、4-5で日本が逆転サヨナラ負けを喫した。

 この試合で韓国の先発マウンドに上がったのが、今回のWBC韓国代表にも選出されているソ・ヒョンジュン投手(現KT)だった。6回2/3を7安打2失点で日本の攻撃をしのぎ、サヨナラ勝ちにつなげた。

 両投手の登板成績は以下の通り。

佐々木朗 1回 打者4人 0安打 自責0

ソ・ヒョンジュン 6・2/3回 打者26人 7安打 自責2

 佐々木朗は今年2月、ロッテ春季キャンプ中のインタビューでU18を振り返り「力になれないもどかしさはやはりあったので、今回はそういうことがないように。自分のできることを100%出し切りたい」と力強く抱負を語っている。

 不完全燃焼に終わったU18から3年半がたった。プロでは昨年4月10日・オリックス戦で完全試合を達成するなど成長著しい。一方のソ・ヒョンジュンもプロ1年目の20年にKBO新人王に輝き、昨年は13勝6敗の成績を残した。

 ともにプロ4年目で、母国を背負う立場となって迎えるWBC。2人の投げ合いは再び実現するか。因縁のライバル・韓国戦は、さまざまな視点で注目が集まるだろう。(デイリースポーツ記録室)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

インサイド最新ニュース

もっとみる

    ランキング

    主要ニュース

    リアルタイムランキング

    写真

    話題の写真ランキング

    注目トピックス