【野球】進撃の猛虎が12球団最速の100万人を今週突破 観客動員でも他球団を凌駕

 ドラマティックな阪神タイガースの進撃を現地で見たい。そんなファンが日に日に増しているのだろうか。ホーム、ビジター問わず岡田阪神がゆく先々でスタンドは膨れあがっている。今週のヤクルト-阪神3連戦(神宮)は火、水、木曜のウィークデー開催だが連日盛況で、1週間前の巨人戦を凌いでいる。

 前週の火、水、木曜の神宮はヤクルト-巨人(16日~18日)の3連戦だったが、火、水曜の2日間で比較すると、阪神戦が2試合で5万1455人(火曜=2万4270人、水曜=2万7185人)で、同巨人戦の4万7767人(火曜=2万1521人、水曜=2万6246人)を上回る。25日(木曜)の神宮も満員が予想されるため、3連戦合計でも阪神戦の上位は動かない。

 岡田彰布監督率いる阪神は、24日のヤクルト戦で九回2死無走者から劇的勝利をおさめ貯金を13まで伸ばした。2位DeNAに3ゲーム差をつけ、セ・リーグ首位を快走。チーム状況によって変動する観客動員でも他を凌駕している。

 甲子園、京セラドーム大阪など、ホーム開催の観客動員も順調で、1試合平均4万574人はセ・パ12球団最多である。21日の広島戦(甲子園)終了時点で、主催23試合の計は93万3201人。26日(金曜)から巨人を甲子園に迎える3連戦は前売りが全て完売で、球団関係者は「今週末は4万2000人越えが3試合続くと思いますので、このカードで100万人を達成する予定です」と話す。

 試合消化数に僅差はあるが、これは12球団最速。甲子園は20年にアルプススタンドが改修され、1試合あたり4000席程度、減少した。現在は4万2600人程度が満席時の観客数だが、それでも平均4万人をキープするのは、岡田阪神の好調さゆえ。前述の球団関係者によれば、実は「開幕前は、色んな要素があったと思うのですが、営業的には劣勢だったんです」。しかし、開幕後は「好調なチーム状況ともうまく連動して、おかげさまで好調です」と明かす。「営業戦略の機能。コロナ回復。レジャー志向の復活。インバウンドの回復…」。順調な集客にはこれらの要因も挙げられると言うが、やはり「チームあっての事業ですし、チームこそが最大のブランドですので」。快調なチーム状況こそが「(集客に最も)反映されているのは、間違いありません」。

 主催試合でレギュラーシーズンの「年間300万人」突破は、甲子園の席数の減少で物理的に叶わなくなった。それでも、同球団関係者は期待感を口にする。平均4万人は数試合の雨天中止(代替試合)も考えられるため容易ではないが、「ポストシーズンも含めれば、もしかしたら…」。

 (デイリースポーツ・吉田 風)

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