【野球】阪神・大山のグラブケースが意外なところで活躍!?2軍ブルペン陣の欠かせない相棒に 使い勝手は抜群
意外なところで“大山”が活躍していた。初めて目にしたのは9月10日、安芸の2軍戦が雨天中止になった時だった。室内練習場から帰る際、「3 Ohyama」と書かれた黒塗りのグラブケースをなぜか川原が手にしていた。
ファームの選手がバットをもらったりということはよく聞く話だが、これも大山から譲り受け使っているのか?聞くと意外な答えが返ってきた。
「これお菓子箱なんです」
もともとは鳴尾浜のロッカーに置かれていたといい、本来はグラブを入れるものだが、今はファームのブルペン陣が試合の合間などに食べる「お菓子箱」として活用されているのだ。
後日、鳴尾浜で再び見かけた際には岩田が持っていた。グラブを入れるだけあって結構な大容量。なかなか使い勝手は良さそうだ。中を見せてもらうといろんな種類のグミやボトルに入ったガムが。最近投手陣に1番人気なのは「スッパイ大作戦」という梅しそ味の少し変わったグミ。江草2軍投手コーチはよくガムを口にしているそうだ。
今季から使っているというお菓子箱。2軍最後の遠征となったタマスタ筑後での3連戦にもきちんと帯同していた。本人は知らないと思うがシーズンを通して“大山”が2軍ブルペン陣の大事な相棒となっていた。(デイリースポーツ・山村菜々子)