【ゴルフ】松山英樹 28年ロス五輪はなじみ深いリビエラCC 2月のジェネシス招待で逆転V 復活のきっかけを掴んだ舞台で実績十分

 「パリ五輪・男子ゴルフ」(ゴルフナショナル=パー71)

 3打差の4位から出た松山英樹(32)=LEXUS=は6バーディー、ノーボギーの通算17アンダーをマーク。19アンダーで優勝したシェフラー(米国)には一歩及ばなかったが、大混戦となった終盤を踏ん張りきり、日本男子で初となる銅メダル獲得の快挙を達成した。

 大きな勲章が首に掛かった。17アンダーで迎えた最終18番。第2打を2・5メートルの大チャンスにつけ、決めれば銀メダルも見えていたが、バーディーパットは惜しくもカップに嫌われた。16アンダーで18番を迎えたラーム次第でプレーオフに突入するため、松山は練習場に向かったがラームはバーディーを奪えず。銅メダル確定の知らせを聞いて、松山は黒宮コーチと笑顔でハイタッチした。

 21年のマスターズ覇者が、また一つ日本ゴルフ界の歴史を作った。だが、4年後に行われるロス五輪に出場するなら、それ以上の結果を期待したい。もっとも、4年後の舞台は松山にとって実績のあるコースなだけに期待も高まる。

 28年のロス五輪ではリビエラCCでゴルフが行われる。米ツアーを知る人ならおなじみのコースだが、日本人がオーナーを務めるプライベートの名門コースだ。

 記憶に新しいが、松山は今年2月のジェネシス招待で、6打差7位から出た最終日に62のビッグスコアをたたき出し、米ツアー2年ぶりの大逆転優勝を果たした。昨年までは首痛の影響などで苦しんだが、復活のきっかけをつかんだ舞台。他にも19年大会は9位、20年大会は5位と同コースでの実績は十分で、4年後はさらに良い色のメダルをつかみ取る。

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