【野球】どうなるプレミア12で連覇目指す侍ジャパンの試合開催問題 台風や降雨の影響は?

 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」で連覇を目指す侍ジャパン。1次リーグの2戦目・韓国戦と、この夜の3戦目・台湾戦は屋内の台北ドームで試合が開催された。今後、日本代表の動向で注目を集めそうなのが、屋外である台湾の天母スタジアムで開催予定の17日、第4戦・キューバ戦と同第5戦・ドミニカ共和国戦だ。

 当初は台風25号が直撃する可能性があり危惧されてきたが、関係者によると「台風の警報は解かれた」という。地元関係者によると台湾では台風の情報が入れば翌日の学校を休校にするほど迅速に対応してきた。今回も台風直撃となれば、台北ドームの開催であっても「プレミア12」の試合が中止になる可能性もあったが、それは回避されそうだ。

 ただ17日と18日は降雨の可能性があり、余談は許さない状況だろう。台湾の球界関係者は「天母球場のグラウンドは水はけがいい」と明かし、別の関係者も「試合開催は大丈夫です」と力説する。

 仮に17日か18日の侍ジャパンの試合が中止になれば、ダブルヘッダーに日程を変更するなど変則的になり、主催者のWBSCや日本代表にとっても、それは避けたいところだろう。1次リーグを突破すれば東京ドームでのスーパーラウンドが控えており、日程変更となれば侍ジャパンの帰国日にも影響が出る可能性がある。

 日本代表は主催者からの試合日程の報告を待って行動するスタンス。さすがに天気ばかりはコントロールできないが、予定通りの試合開催の実現を願うしかないだろう。(デイリースポーツNPB担当・伊藤玄門)

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