球界のスーパースター松坂大輔、“凱旋”甲子園でも大人気
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GW真っただ中の阪神対中日3連戦。登板機会こそなかったものの、中日・松坂大輔が移籍後初めて甲子園球場に姿を見せた。横浜高校時代は春夏連覇、決勝でノーヒットノーランの偉業を達成した聖地への“凱旋”に、集まった虎党からも大きな声援が送られた。
普段は阪神を中心に取材するカメラマンたちも、松坂となれば話は別。試合前の練習からその動きに注目し、レンズで追い続けなければならない。
キャッチボールが終わると、次は外野両翼のポール間でランニングを始めた。すると至近距離で見ようとするファンが押し寄せ、フェンス際はあっという間に大混雑に。それを見つけると右腕は足を止め、即席のサイン会でファンサービス。笑顔を見せながら一人一人と丁寧に握手を交わす松坂。レジェンドの神対応はきっと最高のプレゼントになったに違いない。
4月30日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で4241日ぶりの日本球界勝利を挙げ、完全復活をアピール。甲子園のマウンドに“平成の怪物”が再び立つ日を楽しみに待ちたい。(デイリースポーツ・高部洋祐)