年末のお楽しみ グランプリはこの2人に期待
取材をしていて、自分でイメージした写真が撮れた時ほど気分の良いことはない。
11月25日、ボートレース芦屋で行われた第21回チャレンジカップ・優勝戦を取材したが、久しぶりにその感触を味わった。優勝したのは馬場貴也選手。レースを終え、ピットに戻った馬場選手を迎えたのは滋賀支部の先輩・守田俊介選手だった。
守田選手は10月のボートレース・ダービーでSG2回目の優勝を決め、傍らにいた馬場選手を呼んで、2ショットでカメラに収まった。馬場選手と肩を組みながら「次はお前の番や」と声をかけていた。
今回、2人が出場していたので「ダービーと対になる写真が撮れたら面白いな」と勝手に期待していた。
馬場選手は見事に応えてくれた。後輩のSG初制覇に守田選手は手放しで喜び、馬場選手と2人でポーズを決めた。こちらは予感の的中に嬉しくなり、ストロボの電池が干上がるまでシャッターを切った。
写真を送信しながら、気がついた。舟券を買っていなかった…。
年末のグランプリには、この2人に期待したいと思う。(デイリースポーツ・坂部計介)