ソフトバンク・王貞治会長 外野でハードトレ?79歳とは思えぬ若々しさ披露
「ソフトバンク春季キャンプ」(3日、宮崎)
ソフトバンク・王貞治会長(79)が、キャンプで“ハードトレ”を敢行?した。
午前10時前、練習を開始するナインと共に外野に足を運んだ王会長。おもむろに用意されていたバスケットボール大のトレーニング器具を持ち上げ、腰を回し始めた。右足のつま先が内側に向いていることから、バッティング強化のトレーニングであろう。
世界記録となる通算本塁打868本を放った1本足打法は、鍛え抜かれた強じんな足腰によって支えられていたことは言うまでもない。トレーニング器具を両手に立つ姿には現役時代の面影があり、威厳が漂う。
その後もノックバットの両端をつかんで持ち挙げ、えび反りのような柔軟体操をしたかと思えば、セットポジションからの投球動作を繰り返すなど、79歳とは思えない若々しさを感じた。
4年連続の日本一を目指すチームの会長を務めるためには、体力維持は不可欠だが、日本球界のためにも、これからもずっと元気でいてもらいたいものだ。いっそ、世界の長寿記録も狙いますか!(デイリースポーツ・開出牧)