T-岡田“踏み忘れ疑惑”の真実 カメラマンが見た一塁通過時の視線

9回、逆転の右越え3ランを放ち、注意深く一塁ベースに視線を落としながら走るオリックス・T-岡田=30日、ZOZOマリン(撮影・開出牧)
逆転の右越え3ランを放ったオリックス・T-岡田(左)は一塁ベースを蹴って二塁へ向かう=30日、ZOZOマリン(撮影・開出牧)
9回、逆転の右越え3ランを放つオリックス・T-岡田=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 注意深く一塁ベースを見ながら走っていた。逆転の右越え3ランを放ったオリックス・T-岡田外野手(33)である。

 30日、ロッテ対オリックス22回戦(ZOZOマリンスタジアム)の9回2死一、三塁、3連戦初戦にプロ入り通算200号を達成したばかりのT-岡田が、ロッテの守護神・益田の変化球をとらえて、逆転の右越え3ランを放った。

 三塁側のオリックスベンチ前はお祭り騒ぎ。しかし、ロッテサイドからリクエストが出された。T-岡田の「一塁ベース踏み忘れ」を指摘するものだった。

 撮影データを確認した。望遠レンズで撮影していたため、問題のシーンは上半身しか写っていないが、一塁ベースに視線を落としながら走っているのが分かる。ガッツポーズや雄たけびを狙ってレンズを向けたが、T-岡田は冷静だった。リプレー検証の結果、逆転3ランは判定通り。

 あとアウト1つで51年ぶりの優勝マジック「18」が点灯するロッテから、劇的な逆転3ランを放ったT-岡田に、拍手を送りたい。(デイリースポーツ・開出牧)

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