稲見萌寧と古江彩佳 熱き女王争いの後は、仲良く憩いの時間

 28日、三ケ島かなのツアー初優勝で幕を閉じた女子ゴルフの国内メジャー・リコー杯(宮崎CC)。コロナ禍の影響で20-21年に渡った稲見萌寧と古江彩佳による注目の賞金女王争いは、844万円の差で稲見に軍配が上がった。

 4日間のラウンド終了後には、まるで緊張の糸が解けたかのように両者の“濃厚な時間”が続いた。笑顔で抱き合ったり、顔を寄せ合い記念撮影をしたり。日々張り詰めた頂上決戦を間近で体感しながら「果たして最後に2ショットが撮れるのだろうか」という我々カメラマンの心配は、杞憂(きゆう)に終わった。

 賞金女王だけでなく、東京五輪の代表争いなどもあったこの1年半。来季以降も、ライバル同士の熱い戦い、そして、熱戦後の“仲良しタイム”にも注目が集まりそうだ。(デイリースポーツ・高部洋祐)

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