泥だらけのロッテ・山口航輝がまぶしい これぞキャンプの風物詩
「ロッテ春季キャンプ」(3日、石垣島)
どろだらけのユニホームがまぶしかった。右の大砲として期待されるプロ2年目のロッテ・山口航輝外野手(21)である。
キャンプ3日目。ファーストでノックを受け、誰よりも、ユニホームを黒く染めていた。
“本職”の外野ではなく、ファーストでノックを受けていたが、ひたむきに、がむしゃらにボールに食らいつく姿に、胸を熱くしたファンも多かっただろう。今キャンプは2年ぶりの有観客開催。スタンドには熱心なファンやうら若き女性の姿もあった。
昨シーズンは9本塁打。CSでも本塁打を放ち、今季は30本塁打を目標に掲げている。フリー打撃では、昨年のドラ1鈴木と対決。柵越えを連発し、抜群のパンチ力を見せつけた。
俳句の受賞経験があり、“球界の俳人”と呼ばれるほど、度々、一句披露している。今年最初の句を「新年に刻む想いは 30発」と詠んだ。カメラマン目線で一句。「どろだらけ キャンプならでは 風物詩」。待ってました! 実にキャンプらしい画が撮れました!(デイリースポーツ・開出牧)